がっこうぐらしコミック12巻（最終巻）感想

原点回帰

感想を書く前に一言。
12巻の感想と言ってますが、実際は1巻から一気読みした感想です。
まあ、12巻なんで確信のネタバレをしそうですが、ネタバレしないようにしたいと思う。
内容としてはその前辺りからずるずる引きずるような展開目立つが、この作品、基本的にメインの4人のヒロインが残酷の現状の中でもたのしく生きる様を描いているのが共通して目立った。
この作品から学ぶこと。
それは困難な状況に陥っても、死ぬまで諦めるなと言うことだ。
ただ、終わり方については非常にあっさりしていたと思う。
生存ルートをたどっていったが、12巻途中ではミーくんもやばい状況だったし、もうダメだおしまいだぁと絶望するしかなかっただろう。
それでも、とある理由で助かるのだが…思えば、1巻から世界が助かる伏線はあったんだなーと鳥肌もたった。
「わたしたちはここにいます」
この言葉もまた、終盤で助けを呼ぶときに発するセリフだが、万能であり深い意味を持つ温かい言葉だと感じた。
あれだけ足手まといに見えたゆきが、世界を救ったのだ…
最後に3年後のエピソードが入って終わるのだが、ここで終わって欲しい。
いや、終わっているんだが、人類は未だ脅威にさらされているって流れで続くというのは、流石に彼女たちが可愛そうだとも思うし。
だから、もう一度いうが。
あっさりいい感じに終わってくれた。
１～１２巻一気に読みましたが楽しかったです。

総評A（S・A～Eランク中）

スポンサーサイト